上級救命講習
上級救命講習を受講してきました。
上級救命講習(eラーニング適応コース)とは
成人・小児等に対する心肺蘇生法、AEDの 使用方法、異物除去法、止血法、傷病者管理法、手当の要領、搬送法などを学ぶ、6時間程度の講習会です。
心配蘇生法に関する効果確認(筆記・実技試験)があります。
事前に総務省消防庁の「一般市民向け応急手当WEB講習」eラーニングを受講し、受講証明書を持参します。
どなたでもeラーニングは見て学ぶことができるのでぜひ見てみて下さい。
我孫子市消防本部・西消防署での開催です。
緊急を要することは身近で起こることがあります。
とにかく早期の対応が必要です。
勇気をだして対処できるようにしたいです!
胸骨圧迫
2年ほど前に普通救命Ⅲを受けました。
普通救命は2時間程の講習でしたが、今回は上級なので6時間程です。
いきなり、実践になりました。
119番通報してから救急車が到着するまで全国平均は8.9分
コロナ過の今では10分ほどかかることもあります。
胸骨圧迫を2分しただけでかなりヘトヘトになりましたが、
もし一人しかいなければ救急隊員が到着するまで、10分程 胸骨圧迫を続けることになります。
「強く、速く、絶え間なく‼」
体力勝負ですね💦
講習では大人、子ども、赤ちゃんの人形…次々と何度も練習しました。
今は手の親指の付け根が腫れ、腕は筋肉痛です(T_T)
人口呼吸
口対口 人口呼吸
心肺蘇生の胸骨圧迫を30回続けたら、気道確保して人工呼吸を2回行います。
家族や知り合いでしたら自信があれば実施です。
でも、全く知らない人には行わない様にとの指導でした。
コロナ感染などの疑いあり・・・
自分の身を守ることも考えなければいけません。
胸骨圧迫のみでも充分効果が期待されます。
乳児・小児の心肺蘇生法は成人とは少し違います。
子どもの窒息・誤飲
子どもの誤飲はよく起こります。
あめ玉を詰まらせてしまったり、おもちゃを口に入れたり
トイレットペーパーの芯の直径くらいの大きさの物を赤ちゃんは飲み込めるそうです💦
思いもよらないことで窒息が起こります。
まず咳をさせてみますが、それでも苦しそうにしていたら
すぐに対処できるようにしておきましょう!
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/stop/02.pdf
誤嚥は 大人でも起こります。
年末年始、お餅をのどに詰まらせたというニュースはよく聞きます。
身近な人に起こることも想定されます。
落ち着いて対処しましょう!
他にも止血法や三角巾の使い方、毛布などを使っての搬送の仕方等など
たくさん教えていただきました。
三角巾は骨折時やアキレス腱の固定、止血等など色々使えるので2、3枚常備しておいた方が良いとのことでした。
上級救命講習を受講してみて
以前講習を受けたり、AEDの使い方の練習をしたことがありますが
忘れていることもたくさんありました。
いざ緊急の場面に遭遇したとき、
緊張感とあやふやな知識では実践できるか不安です。
そんな場面に遭遇しないことが一番ですが、
勇気をだして関わることが命を救うことになると思います。
忘れないように定期的に講習を受けておく必要があると思いました。