老化を予防するための食生活
低栄養を予防し老化を遅らせよう!
老化防止や老化予防・・・気になるワードです。
食生活を改善した方が良いと思いつつ、なかなか変えられない状況です。
老化を遅らせるための食生活指針15カ条を先日勉強しました。
15全てやろうと思うと難しかもしれませんが
すぐに実践できることが1つ、2つありそうです。
参考にして頂けると嬉しいです。
私もできることからやってみようと思います。
低栄養を予防し老化を遅らせるための食生活指針15カ条(熊谷修也:日本公衆衛生学雑誌46より)
1.食のバランスを良くとり、欠食は絶対さける
2.油脂類の摂取が不足しないように注意する
3.動物性たんぱく質を十分に摂取する
4.肉と魚の摂取は1:1程度の割合にする
5.肉は、さまざまな種類を摂取し、偏らないようにする
6.牛乳は毎日200㎖以上飲むようにする
7.野菜は、緑黄色野菜、根菜類など豊富な種類を食べる。火を通して十分摂取する
8.食欲がない時には、特におかずを先に食べ、ごはんを残す
9.食材も調理法や保存法を習熟する
10.酢、調味料、香り野菜を十分とり入れる
11.調味料を上手に使い、おいしく食べる
12.和風、中華、洋風とさまざまな料理をとり入れる
13.会食の機会を豊富につくる
14.噛む力を維持するために、義歯は定期的に点検を受ける
15.健康情報を積極的にとり入れる
高齢者の心疾患にも関係する「老化」
老化防止には動物性たんぱく質!
日本人の75歳以上の高齢者の死因で女性の1位、男性の2位が「心臓病」。
心臓病発生には体の栄養状態の良否が深く関わっていることが分かっている。
高齢期の心臓病や脳卒中は体の老化そのものが原因となる。
「コレステロール」の過剰摂取に注意するより、老化を加速させる低栄養状態におちいらないよう、進んで動物性たんぱく質を摂取することがとても大切。
動物性たんぱく質を十分に摂取する
特に高齢期の老化防止には、中年期・熟年期の生活習慣病とは異なり低栄養におちいらないように「動物性たんぱく質」を十分に摂取する食事を心がけることが大切。
3食のバランスを良くし欠食を避けることは、食生活改善の基本
日本人の70歳以上のたんぱく質の摂取量は1食でも欠食してしまうと
摂取することが難しくなります。欠食はできるだけ避けましょう!
食事バランスガイド
「食事バランスガイド」は2005年に厚生労働省・農林水産省によって策定された。
1日に「何を」「どれだけ」食べればいいかが一目でわかる食事の目安。
「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5グループの料理や食品を組み合わせてとれるようコマに例えてそれぞれの適量をイラスト↓↓でわかりやすく提示している。
「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5区分
(菓子や水はこの区分に入らない)
軸は水分である水やお茶でできている。
コマを回す紐は菓子や嗜好飲料を表している。
運動することでコマが回る。