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【障害の理解】介護職員初任者研修 一緒に勉強しよう!

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修資格を取るべく勉強に通っています。

復習を兼ねてブログを更新していこうと思います。

介護職員初任者研修は介護の資格としては、受講し実習後 テストを受ければ取れる簡単な資格だと思いますが 勉強中の私にとっては かなり難しいように感じます。

介護職に就いている方は初心に戻るという意味で……

これから勉強しようと思っている方は参考に……

また親や配偶者の介護など 私たちの年齢ではとても身近で 避けては通れない現実です。

私自身は身近な人たちに迷惑をかけたくないと思っていますが……

予防的な視点からも参考にしていただけると嬉しいです。

一緒に勉強しましょう!

 

【障害の理解】

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1.障害の基礎的理解

(1)障害の概念

障害者基本法(2011年改正)

「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能に障害のある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活または社会生活に相当の制限を受ける状態にあるもの」と定義されている。

(2)ICFの考え方

 ICF(国際生活機能分類)とは、人間の生活機能と障害を判断するための分類方法を示したもの…人間の生活を障害の有無だけではなく活動や参加の状況、また周囲の環境など広い視点から理解してサポートにつなげることを目的としている。 

(3)障害者福祉の基本理念 

 ①個人の尊重…個人の意思決定支援 

 ②インクルージョン

  障害の有無にかかわらず、全ての人が同じ社会で包み支える

 ③生活の質の向上…例 行きたいところに行く 食べたいものを食べる。 

 

2.障害の医学的側面

(1)視覚障害

  ヒトは生活に必要な全情報量の80%を視覚から得ていると言われている 

 種類

 ①白内障

 ②糖尿病網膜症

 ③緑内障

(2)聴覚・平衡機能障害 

 聴覚障害には、全く聞こえない(聾)、聞こえ方が十分でない(難聴)、特定の高さの音が聞きづらい、特定の音域を含んだ声を聞き違えてしまうなどの障害がある。

 種類

 ①伝音性難聴、感音性難聴、混合性難聴、平衡機能障害

 ②先天性聴覚障害、後天性聴覚障害

 ③網聾二重障害

 

3.音声・言語・咀嚼機能障害 

(1)発声が正確にできない音声・言語障害に含まれる人

 ①口蓋裂やまひなどの器質的または機能的な障害(構音障害)

   音声器官である咽頭部や口腔の障害に伴う嚥下障害や、咀嚼機能障害など。

 ②言語の認識や表現の障害(言語機能障害)

   吃音など、話し言葉におけるリズムの障害

 ③聴覚障害や脳性まひの二次障害として言語障害

 種類

 ①子どもの構音障害

 ②言語機能障害(吃音症など)

 ③成人にみられる言語障害、咀嚼機能障害 

4.肢体不自由

 肢体不自由とは、何らかの疾患が原因となって四肢(手足)や体幹の一部または全部が自分の意志通りに動かせなくなった障害。

 身体障害者手帳を所持している人の半数以上は肢体不自由者といわれている。

 種類

 ①脊髄損傷

 ②脳血管障害後遺症

 ③脳性まひ

5.内部障害

 種類

 ①心臓の疾患

 ②腎機能障害、腎不全

 ③呼吸器の障害

 ④膀胱または直腸の障害

 ⑤小腸機能障害

 ⑥ヒト免疫不全ウィルスによる免疫機能障害

 ⑦肝臓機能障害

6.障害の受容

障害の受容の心理的過程

「ショック」→「否認」→「悲しみと怒り」→「適応」→「再起」

と螺旋を描くように繰り返しながら障害受容に進むと考えられる(螺旋型モデル)

 

7.知的障害(知的能力障害群)

知的障害者福祉の基本的な法律は「知的障害者福祉法」 

知的障害とは DSM-Ⅳでの分類を標準にしている 。

①精神障害

 ・統合失調症(統合失調症スペクトラム障害)

 ・気分障害(双極性障害) 

 ・アルコール依存症 

②高次脳機能障害 

③発達障害

 ・ASD(自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害) 

 ・AD/HD(注意欠陥多動性障害) 

 ・LD(学習障害)